理想的な施術の受け方
「カラダ(脳)は施術前の元の状態を記憶しています」
『失われた第六感』デービット・ガーリック著書
治療を受けても、再び元の状態に近づいてしまう原因の一つとして、
治療を受ける頻度と回数の関係も挙げられます。我々のカラダ(脳)は腰痛などの症状で悩んでいても、治療前の時点では悪い状態を自分にとっては「正常」であると認識している状態にあります。慢性的な症状で、患っている期間が長期であればなおさらです。日常生活で、あまりカラダによくない動きをしていたとしても、そのカラダの使い方が正しいものだと脳は判断しています。脳は常に自己再構築を続ける神経ネットワークです。意外なことかもしれませんが、我々の脳は
この先、カラダに痛みが出ようが出まいが関係なく悪姿勢に適応してしまうのです。
つまり、この姿勢に適応してしまったら後々、カラダのどこかに痛みが出そうだか、適応するのをやめておこう。とは残念ながら、脳は考えないのです・・・。
イスに座るとき、必ず足を組んでしまうクセがある人がいらっしゃいます。この姿勢は楽ですが腰部脊椎の前弯が消失しフラットな腰になってしまいます。この状態は腰にとって理想的な状態とは言えません。
でもラクなんです・・・
このクセをなおそうと意識はしてるけれど、気づくともう足を組んでいる・・。このお悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。よって、せっかく治療を受けて負担を受けていた関節、筋肉などが正常な状態に近づいたとしても、カラダ(脳)は「あれ?いつもの感じと違うぞ」と判断して、元の状態に戻そうとする力が働いてしまいます。治療の効果を持続させつつ、カラダ(脳)の状態を変化させる為には数回の治療を一定期間継続する必要があります。
からだ(脳)は施術前の
元の状態を記憶している
治療を受けても元の状態に近づいてしまう原因の一つとして、治療を受ける頻度と回数の関係も挙げられます。我々のカラダ(脳)は腰痛などの症状で悩んでいても、治療前の時点では悪い状態を自分にとっては「正常」であると認識している状態にあります。慢性的な症状で、患っている期間が長期であればなおさらです。日常生活で、あまりカラダによくない動きをしていたとしても、そのカラダの使い方が正しいものだと脳は判断しています。脳は常に自己再構築を続ける神経ネットワークです。意外なことかもしれませんが、我々の脳は
この先、カラダに痛みが出ようが出まいが関係なく悪姿勢に適応してしまうのです。
つまり、この姿勢に適応してしまったら後々、カラダのどこかに痛みが出そうだか、適応するのをやめておこう。とは残念ながら、脳は考えないのです・・・。
イスに座るとき、必ず足を組んでしまうクセがある人がいらっしゃいます。この姿勢は楽ですが腰部脊椎の前弯が消失しフラットな腰になってしまいます。この状態は腰にとって理想的な状態とは言えません。
でもラクなんです・・・
このクセをなおそうと意識はしてるけれど、気づくともう足を組んでいる・・。このお悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。よって、せっかく治療を受けて負担を受けていた関節、筋肉などが正常な状態に近づいたとしても、カラダ(脳)は「あれ?いつもの感じと違うぞ」と判断して、元の状態に戻そうとする力が働いてしまいます。治療の効果を持続させつつ、カラダ(脳)の状態を変化させる為には数回の治療を一定期間継続する必要があります。
症状が出現する手前で施術を受けるのが理想的
「治療を受ける」ということは、塾やお稽古を習いにいくのと同じです。通ったからといって、成績が上がったり、スキルが上達するわけではありません。プライベートタイムでどれだけ勉強するか、練習するかが重要であることはみなさんおわかりだと思います。しかし「治療を受ける」となるとどうしても受け身の姿勢になってしまいます。つまり「治してもらう」というスタンスになってしまいます。気がついたら、腰が、肩が、膝が痛くなっていたとケースの場合、カラダに症状が出現するまでの間、カラダのバランスは少しずつ少しずつ崩れてきていたのです。その状態を元に戻すためには、やはりそれなりの時間が必要だということを認識してください。
症状が出現してから施術を受けるのは実は非経済的!
調子が良いときに治療を受けるよりも、症状がひどくなってから治療を受けた方が経済的だと考える方が多くいらっしゃいますが、実はこの治療の受け方のほうが「非経済的」です。同じ5回の治療を受けるにしても、「悪い状態」になったら治療を受けるケースの場合、治療を始めた当初の時点と5回を受け終わった時点のカラダの健康状態は変化がないのです。同じ5回分の治療費を払うのであれば、症状の出現していない時に受けて、カラダのバランスを整えていく方が結果として、経済的な治療の受け方なのです。
定期的なメンテナンスが健康維持&増進のカギ!
メンテナンスが「健康維持」そして「健康増進」のカギです
理想としては、治療を1週間に1回程度の頻度で数回受け、体調が改善してきたところで、元の状態に戻るのを予防するために、1ヶ月に1回の頻度でメンテナンスをされることをお勧めします。腰痛や肩こりになりにくいカラダ作りや健康度アップのためには、
施術後のメンテナンスがとても重要になってきます。
当院では、関節がもたらす神経系の働きの改善に重きを置いております。関節から出される「神経エラー」はご自身では気づくことが困難です。これといってカラダに不調箇所は無いけれども、月に一回の頻度で「神経エラー」の有無をチェックされることが、健康を維持していく上でとても重要だと思います。今まで、月に2~3回程マッサージを受けていたけれども、通わなくても済むようになったというクライアントさんがたくさんいらっしゃいます。これは、関節の神経機能が改善されたことにより、筋肉の緊張度を正常に維持できるようになり、カラダがマッサージの押圧刺激を欲っしなくなったためです。
月一回のメンテナンスで済むようになったクライアントさん達はその浮いた施術費で焼肉やお寿司を食べに行かれているようです(笑)