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「骨盤の歪み」の考え方はそれぞれの治療院、整体院、接骨院で
違うと思います。目で見て歪んでると判断したり、触れてみて
歪んでいると判断したり、関節が動かないから歪んでいると
判断したり...etc、様々だと思います。
私はカイロプラクターですが、骨盤が「歪んでいる」と
感じても、あまり重要視しません。
その理由は、骨盤の傾き、可動性、特に脚の長さは、
・うつ伏せや仰向けの寝かせ方で変化します。
・その日の大脳半球の疲弊度にも影響されます。
・特定の関節を特定の方向に擦ってあげるだけでも変化します。
・嫌いな上司の顔を頭に想い浮かべても変化します。
・関節の可動域検査時の皮膚のアソビの取り方次第でも変化します。
…etc
骨盤の「歪み」を検査するにはあまりにも不確定要素が多いのです。
よって当院の骨盤矯正では「歪んでいる」と感じることよりも、
骨盤を構成する仙腸関節等が「神経系に影響を与えているか否か」を、
問題視しています。
この判定になくてはならないものが、アクティベータ・メソッドの
下肢長検査というものです。
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「歪みを重要視しない」と考えるのには理由があります。
仮に不確定要素が無い状態で、目で見て歪んでいると判断する、
手で触れて歪んでいると判断することは、一体どこまで正確に
できるのでしょうか?
下の2枚のX線写真は私の骨盤のレントゲン写真です。
注意深くみてみると右の骨盤が下がり、左側は上がっています。

これって、もしや・・・?
「骨盤が歪んでいる」って状態ではないですか?
そうなんです。私 歪んでいる・・・みたいです。
(でも腰痛や冷え性、痩せにくいといった症状はありません)
しかし、カラダに触れてみて、骨盤がどのように歪んでいるか
チェックしても必ずしも、このX線所見と同じ触診結果となるとは
限りません。全く逆の触診結果がでることもあります。
またX線所見では、きれいな骨盤を形成していても、触診の結果、
歪んでいると判断されることもあります。
その理由は、
必ずしも、骨の形が左右対称の形をしているとは限らないからです。
よって、人間の手では骨盤の歪みを検知するのは至難の業なのです。
(熟練したカイロプラクターの先生方は、豊富な知識、患者さんが
訴える症状、カラダの他の部位の状態をもとに、過去の治療経験を
総動員して患者さんの骨盤の歪み方(変位)を決定しています)
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とても重要なことですが、
「歪んでいる」という状態よりも、その骨盤(関節)が神経系に
何らかの影響を及ぼしているという状態の方がより深刻なのです。
例えば・・・
ヒトが普通に2本足で立っているとします。そして、
「両腕を肩の高さまで前方へ上げてください」と指示されたら、
普通であれば、簡単に腕を上げることができます。
そしてカラダのバランスを崩すこともありません。
いたって簡単な動作です。
しかし、ヒトのカラダの構造上、実は腕を前に上げる動作に伴い、
重心位置が変化して、前に倒れてしまうのが本来の姿なのです。
では、なぜ前に倒れないのか?
それは腕を上げるに伴い、カラダのあらゆる関節が
自分の位置情報を感知して、体幹を安定させて姿勢を
微調整しているからです。これをフィードバック現象と呼びます。
そして、骨盤を構成する関節群は、この微調整の働きに重要な
役割を果たしています。
今まで表現してきた「神経系への影響」とは、
骨盤を構成する関節群が姿勢を保つために正常に機能していない状態 を
示しています。
そして、重要なことですが、姿勢を維持するのは筋肉の役目です。
関節群が正常に機能していなければ、骨盤周辺の筋肉も正常に
機能できません。左右差が生じてしまいます。
その結果、非効率な筋肉の使い方をする、もしくは
筋肉を上手に使えないという状態になってしまいます。
この状態が骨盤まわりや下半身の症状を引き起こすのです。
つまり、
この関節の機能異常の状態をリセットしない限り、骨盤を矯正しても、
また元の状態に戻ってしまいます。
筋肉をマッサージしたり、電気、超音波、低周波をあてれば
筋が引き締まりますので、ウエストまわりが細くなったり、
ヒップアップするのは当然の結果です。
「はい、これで骨盤矯正おしまい」では中途半端です。
関節が正常でなければ、その筋の緊張度を維持できません。
以上のことから、当院では手で感じられる「歪み」よりも、
「関節の神経機能障害」の方を問題視しております。
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骨盤の歪みと神経系の問題の組み合わせは下記の3パターンです。
①骨盤が歪んでいる → 神経系への影響あり
②骨盤が歪んでいない → 神経系への影響あり
③骨盤が歪んでいる → 神経系への影響なし
勝どきカイロプラクティックの施術対象は、①と②です。
③に関しては、「骨盤の歪みを矯正します」と看板を掲げている
店舗にお任せしたいと思います。
その理由は、前述しましたが下記です。
・本来、骨盤は歪みにくいものだと認識している
・もともと骨盤の歪みを検知すること自体が至難の業である
・ヒトのカラダはバリエーション豊富で骨格には個人差がある。
・歪んでいると施術者が感じても、カラダにとってはその状態が
正常の場合がある。
・実際に歪んでいたとしても、カラダに影響を及ぼしていない状態の
骨盤も存在している。
仮に歪みが存在していたとしても、その奥に関節の機能障害が
存在していれば、再び元の状態に戻ると思われます。
よって、当院の骨盤の矯正は、
「歪んでいる」、「歪んでいない」の判断基準で行うのではなく、
骨盤(仙腸関節等)がカラダに神経的な悪影響を「及ぼしているか、否か」
という判断基準で行います。
各関節の働きを神経生理学的にとらえ、関節の神経機能に対して
正しくアプローチすることがとても重要です。
当院では、神経系への影響の有無をアクティベーター・メソッドの
下肢長検査を用いて確認しております。
→アクティベーターでの骨盤矯正についてこちらへ


































